”オーケー、では、この驚異的なマニュアルを作るために私が参考にした資料を公開しましょう"
参考文献の紹介という意味も含めて、私がこの「Born Again Fitness 」を完成させるために購入した本を紹介します。
勿論、私は、これらの資料をただ、翻訳したのではありません。
著作権の関係もあるし、全てを理解し、自分でマッドサイエンティスト並みの実験を経て、オリジナルなものにしております。

Ten Steps To A Better Body: An Introduction To Fitness
もし、「1日に20分程度の時間で、全身の筋肉と体力を鍛える完璧なプログラムがある」と言えば、あなたは信じますか?
そう、何時でも何処でも効果的にトレーニングが出来る方法。
ジムに通う必要もなく、どんな器具も不要。
自分自身の身体そのものが、精巧なトレーニングマシンとなるのです。
それが、チャールズ・アトラスの「ダイナミック・テンション」です。
1930年代から現代まで、世界中で3000万人以上の生徒が学んだ器具不要の筋肉鍛錬法。
生徒の中には、政治家のケネディ、ヘビー級ボクサーのロッキー・マルシアノ、野球選手のジョー・ディマジオ、更には、インドの聖人ガンジーもいます。
昔、「ドク・サベージの大冒険:黄金の男」という小説を読みました。
ドク・サベージは、1930年代のパルプマガジンのヒーローで、アメリカ一の人気者です。
勿論、アメリカンヒーローである彼は、逆三角形の素晴らしい筋肉の持ち主です。
その小説の中で、ドク・サベージが身体を鍛えるシーンがあるのですが、「ドクは、チャールズ・アトラスのダイナミック・テンションという方法で、器具を一切使わずに全身の筋肉を鍛える」と書いてありました。
「チャールズ・アトラス?誰や?ダイナミック・テンション?知らんなあ?」
小説の中の作り話だろうと思っていました。
でも、実際に「チャールズ・アトラス」もいたし、「ダイナミック・テンション」という方法も存在したんですね。
それどころか、「アメリカ人なら、知らない者は一人もいない。」というくらい有名な人です。
その広告は、おおげさではなく、大成功したマーケティングの実例として残っています。
後年、「ブルワーカー」等でも真似られたものでした。
貧弱な体格の少年がいます。
彼は、その貧弱な体格故にタフで悪い連中にいじめられ、女の子にも全く相手にされません。
しかし。
アトラスの「ダイナミックテンション」を始めた彼は、変身します。
素晴らしい肉体美の持ち主となった彼は、いじめっ子に報復し、女の子にもモテモテとなります。
絵に描いたようなサクセス・ストーリーですが、彼のシステムは、効果がありました。
現代の価格に換算して、4万円くらいの高価なものでしたが、飛ぶように売れ、しかも全くクレームは無かったのです。
Powerflex
分厚い胸が印象的なJim Forystek 氏の著作です。
信じられないかもしれませんが、彼も
John Peterson氏と同じく チャールズ・アトラスの「ダイナミック・テンション」で鍛え上げた肉体の持ち主です。
一度もバーベルやマシンを使用することなく、この逞しい筋肉を作り上げました。
彼の2人の息子も「ダイナミック・テンション」で鍛えて、ボディビルのナチュラルコンテスト(ドラッグテストを実施)で上位に入賞したそうです。

次は、John Peterson氏の「The Miracle Seven:
7 Amazing Exercises That Slim, Sculpt, And Build The Body
In 20 Minutes
A Day 」です。
彼は、ハンサムで仕事もできて、この肉体美。
アメリカ人男性の理想は、彼のような人でしょう。

Dynamic Strength
カンフーの達人で、ブルース・リーみたいな身体のHarry Wong先生のDynamic Strength。
この本で紹介されているのは、「全く器具を使わないカンフー流トレーニング」。
アイソメトリクスに似た運動もあるけど、基本的に静止状態のものはありません。
非常に人気のあった本みたいですが、残念ながら、絶版。
アマゾンでも11,905円の値段が付いています。
勿論、私も持っています。
高いけど購入の価値はある本です。

Combat Conditioning: Functional Exercises
For Fitness And Combat Sports
この本の著者のMatt Fureyは、正真正銘のカール・ゴッチの弟子です。
彼は、ゴッチの教えを吸収するためにフロリダに移住したほどです。
カール・ゴッチは、バーベルやマシンで筋肉を鍛えることを嫌い、特別な器具を使わずにトレーニングすることを信条としていました。
「レスリングというのは、人間対人間の格闘だ。バーベルやマシンで筋肉を鍛えてもそれがレスリングに役に立つとは思えない。」と語っていました。
「身体を鍛えるのに必要な場所は、両手を広げて、グルっと一回りするだけの広さがあれば充分。特別な器具は、いらない。」
憧れのゴッチは、自分の体重とチューブだけで「実力世界一」「プロレスの神様」と言われるほどになりました。
ベンチプレスをやれば、僅か130キロしか上がらなかったそうですが、彼は怪力でも有名でした。
「レスリングに必要なのは、単なる筋力ではなく、スタミナとコンディショニング」ということで、ヒンズー・スクワットは9000回、ヒンズー・プッシュアップは、連続900回という驚異的な記録を作っています。
この本の著者のMatt Fureyも、ゴッチから学んだ方法で身体を鍛えました。
ボディビルダー嫌いのアメリカ人に受けて、この本は大ベストセラーになったそうです。

Gama Fitness
マシンやフリーウェイトを使わないパーソナル・トレーナーであるMatt Fureyが、引っ張りだこの理由は、アメリカの大衆が、いわゆるボディビルダーに愛想をつかしたのが原因です。
薬剤の大量投与で、まともに歩けないほど筋肉を付けたボディビルダーに憧れる人は少ないでしょう。
それよりも「実用的な」筋肉と身体を鍛える方が、一般人受けするということです。
この本の名前ともなっているグレート・ガマは、インド人のレスラーで20世紀前半で、「世界最強」と言われた伝説の人物。
5,000回も戦って、無敗の記録が残っています。
有名なヒンズー・スクワットやヒンズー・プッシュアップを毎日、数千回も行ったそうです。(但し、インドのレスラーから直接の指導を受けたカール・ゴッチによると「やや、誇張が入ってるよ」)。
170センチで118キロのガマは、インド人としては長命で80歳まで生きました。
まさに伝説の人物です。
この本は、送料込みで3万円近くもしました。
A complete guide to learning and understanding Chi mind control
最後に、でも最も大事な本の紹介をします。
囚人トレーニングの基礎となる「マインドセット」を鍛えるためのノウハウを学んだ本です。
今は売っておりません。
日本で、この本を所有しているのは、ほんの数人でしょう。
私は、25年か26年前にマイクの6週間のコースを申し込みました。
当時の給料の半分くらいもお金を支払いました。
現在の価格で、12万円くらいでしょうか?
でも、このコースのおかげで、その後の人生が、より気楽に、より充実したものとなったと思います。
「Chi」とは、日本で言うところの「気」です。
マイクは、カンフーのヘビー級チャンピオンで、世界に5人もいない「カンフー マスター オブ Chi」でした。
その力は凄まじく、テレビに出演し(アフタヌーンショーだった)、手錠を腕の力だけで真っ二つに引きちぎってみせました。
私は、人間の持つ極限の力を引き出すメソッドを学びたくて、この「Chi mind control」を購入したのです。
おかげで、私は、怪力を獲得したのですが、筋肉を傷める羽目になりました。
マイクも手錠を切った後、靭帯等を痛めるそうです。
それでもテレビの「ビックリ日本新記録」という番組に出場して優勝しましたし、本にも掲載されました。
楽しい思い出です。
手錠をも引きちぎるほどの力を引き出すメソッドは、人生の他の面に応用すれば、無限の可能性を持っています。
最強の囚人、ブロンソンの怪力の秘密もこのメソッドです。
彼はヨガ、こちらはカンフーですが、根は同じものです。
インドから中国に伝わり、後世に伝わっていったものです。
私は、日本人には、ヨガよりもCHIの方が合っていると感じております。
ただし、悪用しないでください。
ブロンソンも最近、「私は、せっかく身に付けた秘法を暴力的なくだらないことばかりに使ってしまった。後悔している。私のようには、なるな!」と発言しています。
このメソッドは、文字だけで伝えるのは難しい面がありますので、音声データもつけております。
PDFファイルにあるリンク先からダウンロードしてもらう形です。
カンフー最高の秘法です。
「筋力を一瞬に発揮する」といったことだけでなく、人生の他の面にも応用可能です。
もう一度、絶対に悪用しないでください。
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